岐阜県大垣市の新築住宅で、地上波デジタル放送アンテナ工事を行いました。
太陽光パネルがあるので、屋根の上にはテレビアンテナは設置できない。
太陽光パネルがあるので、発電に影響が出るので、屋根の上にアンテナは設置したくない。
というよなお話しをよく伺います。
では本当に設置できないのでしょうか?発電に影響は出るのでしょうか?
今日は、その辺りを解説します。
ハウスメーカー様側でアンテナ設置用に設けていただいたアンテナケーーブルが南東壁面にあります。
ちょうど、中京広域局(瀬戸デジタルタワー)方向となりますので、ここに、デザインアンテナ壁面工事ができればよかったのですが、テレビ塔から50㎞近く離れているこの地域では、全チャンネル安定して受信させることは難しいようです。
将来的に受信不良に至るリスクが高いため、壁面設置は諦めて屋根上にアンテナ設置を行うことにします。
屋根上からテレビ塔方向を確認します。
遠くまで見通すことができますので、この位置ならとても電波の弱い大垣市でも安定して地上波デジタル放送をお楽しみいただけると思います。
ハウスメーカー様側もそれを見越して、アンテナ設置用のアングルを予め屋根上に設けられていました。
アングルがなくてもアンテナ設置はできるのですが、アングルがあった方が施工に便利なので助かります。
屋根上であれば良好な電波受信が可能となりますので、大きなアンテナは必要ありません。
また、必要以上に高くアンテナを設置する必要もありません。
なので、今回は小型デザインアンテナを短いマストで施工させていただきました。
屋根材に合わせて、アンテナはもちろん屋根馬もブラック仕様の部材で施工しています。
こんな感じの仕上がりとなりました。
さて、本題の太陽光についてですが、太陽光パネルは南側の屋根に設置されており、北側の屋根には設置されていません。
アンテナは住宅の中央部分に設置しますので、アンテナの影が太陽光パネルに差し込むことはありません。
ステーワイヤーなど、一部の部材が僅かに影を作りますが、これが発電に大きな影響を及ぼすことはありません。
影響はゼロとは申しませんが、測定器では検出されない程、極めて軽微な影響であると思われます。
それよりも、曇天時の発電量低下や、パネル表面の汚損などの影響の方が大きいようです。
当店が申しあげても信憑性が低いと思いますので、詳しくはパネルメーカー様に確認していただきたいですが、アンテナの影など取るに足らない影響であることには間違いないようです。
従いまして、屋根上に太陽光パネルがあっても、屋根上にアンテナ設置することについては、全く心配しなくても大丈夫だということになります。
太陽光パネルがあることで、アンテナ工事をためらっておられる方は、一度検討してみてください。
一般的な仕様の住宅でしたので、LINE事前見積りどおりの金額で施工させていただくことができました。
当店は地域密着アンテナ工事専門店で職人の店です。
岐阜県の地理的特性・電波的特性を熟知していますので、大垣市で最も適したアンテナ工事を提案させていただくことができます。
アンテナ工事は職人仕事です。
美容院や美容師によって仕上がりが違うのと同じく、工事職人により仕上がりや受信性能が大きく異なります。
一般の方々が想定されておられる以上に、工事店間の技術格差は大きいです。
各店舗の工事金額だけ比べてもあまり意味がありません⤵😥
お店の実力は施工実績や、お客様評価で判断できます。
アンテナは一度設置したら40年!
残念な工事で後悔しないようにしたいですね!