アンテナの種類

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アンテナの種類

視聴したいコンテンツによって、必要なテレビアンテナの種類は異なります。
地上波デジタル放送を視聴する場合は、デザインアンテナ・ユニコーンアンテナ・八木式アンテナが必要です。衛星放送を視聴する場合は、BS/CSアンテナが必要です。
ここでは、テレビアンテナの種類を紹介します。

2種類のアンテナ

テレビアンテナの種類

テレビアンテナは大きく分けて2種類あります。
地上波デジタル放送を視聴するための地デジアンテナと衛星放送をみるためのBS/CSアンテナです。

地デジアンテナはさらに細かく分けることができ、デザインアンテナやユニコーンアンテナなどの種類に分けることができます。

地デジ放送と衛星放送は違う電波なので、地デジと衛星放送が見たい方は2台のアンテナを設置しましょう。

何種類もアンテナがあってどれを設置したらいいのか分かりづらいですよね。
次の項目でそれぞれのアンテナの特徴を説明します。

地デジアンテナ

アンテナの種類特徴
デザインアンテナ壁面に取り付けるタイプのアンテナ。
豊富なカラーがあり、スタイリッシュでお洒落な見た目が特徴。
ユニコーンアンテナ筒型のデザインアンテナ。
高く設置できることから受信性能がよく、住宅密集地での設置に向いている。
八木式アンテナ魚の骨の形をしたアンテナ。UHFアンテナとも呼ばれている。
室内アンテナ室内に置くアンテナ。

それぞれのアンテナにはメリット・デメリットがあります。設置する場所や環境などに応じて使用するアンテナを選びましょう。

スッキリスタイリッシュデザインアンテナ(平面アンテナ)

地デジ放送用のデザインタイプアンテナの総称です。フラットアンテナ・スマートアンテナ・平面アンテナとも呼ばれ、四角い平らな形状の機種が多いのが特徴です。見た目がスマートなことから近年では八木式アンテナよりこちらのアンテナを選択する方が増えています。スタイリッシュな見た目は新築住宅にぴったりです。様々な色や形の製品が各メーカー様から発売されており、お客様の住宅に合わせて選ぶことができます。設置場所は主に壁面に設置します。外壁とアンテナの色を合わせることで目立たなく設置することができます。

ホワイト、ブラック、アイボリー、ブラウン
設置場所壁面、ベランダ、屋根上、屋根裏
デザインアンテナ

メリット

  • 壁に設置することで、強風からアンテナを守ることができ、倒壊のリスクが非常に低い
  • スタイリッシュな形状のため、外観を損ねない
  • 様々な色・形・サイズのデザインアンテナが各メーカーから発売されている
  • 鳥害被害のリスクが低い

デメリット

  • 設置する場所が低くなるため、建物構造や近隣環境によっては、施工できない場合がある。

デザインアンテナ特集

新世代のアンテナユニコーンアンテナ(ポール型アンテナ)

第3世代のアンテナとして2017年から登場した新世代の地デジ用デザインアンテナです。別名ポール型アンテナとも呼ばれ、細い円柱状のフォルムが特徴です。第2世代のアンテナとも呼ばれるデザインアンテナとの大きな違いは設置する高さです。デザインアンテナは通常壁面に取り付けますが、ユニコーンアンテナは八木式アンテナのように屋根の上に突き出すように設置します。以前は住宅密集地や障害物がある地域などでデザインアンテナでは受信が難しい場合は八木式アンテナを取り付けることが主流でした。ユニコーンアンテナであれば高さを確保しつつ外観を損ねない設置ができます。2018年にはグッドデザイン賞も受賞しています。

ホワイト、ブラック
設置場所壁面、屋根上
ユニコーンアンテナ

メリット

  • ポール型のデザインはスタイリッシュで見た目的に良い
  • デザインアンテナでは受信が難しい住宅でも設置できる可能性がある
  • 風を受ける面積が小さいので、強風でもアンテナが倒れたり方向がずれたりするリスクが低減する

デメリット

  • 指向性が広いため、電波が弱い地域では工事できないことも。

ユニコーンアンテナ特集

受信感度に優れた八木式アンテナ(UHFアンテナ)

別名UHFアンテナともいいます。魚の骨のような形が特徴です。施工が簡単であることや、強電界~弱電界地域で幅広く対応できるため、今日でもよく使用されています。主に屋根の上に設置されることが多いです。アナログ放送時代に似たようなアンテナがありましたがそちらはVHFアンテナと呼ばれ、UHFアンテナより大きく重いことが特徴です。現在使われているUHFアンテナは従来のものより軽量化がされており、強風などの影響もほぼ受けないように設置することができます。標準的に使用されるのは14~20素子ですが、電波状況に応じて、様々な種類があります。屋根裏に設置することで外から完全に見えない位置に設置できます。

シルバー
設置場所屋根裏、屋根上
八木式アンテナ

メリット

  • 設置する際に高く設置できることから、受信感度が非常に良い
  • 指向性が鋭いため電波が弱い地域でも安定した地デジ電波を受信することができる
  • 屋根裏など設置場所の自由度が高い

デメリット

  • デザイン性が低いため、スタイルが好みではない方も時々みえます。

屋根裏設置特集

室内アンテナ

室内に設置するタイプの地上波デジタル放送用アンテナです。非常にコンパクトなことが特徴です。主に部屋の中に設置します。様々な形状やスペックのものが発売されています。室内アンテナは本体とテレビを直接繋いで視聴するため、テレビ1台毎にアアンテナ1台が必要になります。注意してほしいのが、室内アンテナを買って設置してみたものの電波の受信感度が足りておらず、テレビが映らなくなったというトラブルです。強電界地域であっても近隣に大きな建物や大きな木が立っている場合や、自宅がコンクリート等の場合、テレビが窓から離れた場所にある場合では受信が困難になる場合があります。手軽に設置できるというメリットがありますが、デメリットも多いためあまりおすすめはしません。
※スターアンテナでは室内アンテナは取り扱っていません。

室内アンテナ

メリット

  • 手軽に設置できる

デメリット

  • 受信性能が弱いため、限られた環境でしか使えない
  • 映らなかった場合、出費が無駄になる
  • 最高クラスの室内アンテナを選んでも、映像が映るとは限らない
  • テレビごとに1台必要
  • 映像にノイズが乗りやすい

BS/CSアンテナ

高画質な映像体験4K8K BS/CSアンテナ

4K8K BS/CSアンテナは丸い中華鍋のような形をしたアンテナです。BS放送とCS放送を受信するためのアンテナになります。白色の他に黒色のものもあります。設置場所の選択肢は多く、春分・秋分の午後2時に太陽光線が届く場所であればどこでも設置できます。屋根上・壁面・ベランダ等どこにでも設置できますが、屋根裏には設置できません。BS/CSの電波は壁を貫通しないため、地上波デジタル放送用のアンテナのように屋根裏に設置することはできませんが、建物の死角を利用するなど目立ちにくい工事をすることは可能です。
新築を建てられたら地上波デジタル放送用のアンテナとセットでBS/CSアンテナを建てられるお客様も多いです。

ホワイト、ブラック
設置場所壁面、ベランダ、屋根上
BS/CSアンテナ

メリット

  • 設置場所の選択肢が豊富
  • 4K8K画質による高画質な映像体験
  • 地上波放送より専門チャンネルが多い

デメリット

  • 屋根裏には設置できない

BS/CSアンテナ特集

インターネットアンテナ

衛星インターネットスターリンクアンテナ

スターリンクとは通信衛星を利用したインターネットアクセスサービスです。スターリンクの衛星は一般的な人工衛星と比較してかなり地上に近い距離にあります。人工衛星と地上の距離が近いと、低遅延のインターネット接続が可能になります。通信速度も早く、高速なデータ通信が必要とされるストリーミング・オンラインゲーム・ビデオ通話など様々な場面で活かせます。
スターリンクのアンテナは設置すれば地球上のほぼ全ての場所でインターネット接続ができます。煩わしい回線工事や契約手続きが必要ないこともメリットです。また、災害時などの非常時の通信インフラとしても優秀で、電気さえ確保できれば安定したネット通信が行えます。

ホワイト
設置場所壁面、ベランダ、屋根上

メリット

  • どこでもつながる衛星インターネット
  • 低遅延・高速通信
  • 非常時の通信インフラとして優秀

デメリット

  • 上空に障害物のない場所に設置する必要がある

Starlinkアンテナ特集