岐阜市の高築年数の住宅で、テレビアンテナ工事を行いました。
しばらく空き家であった住宅にアンテナ工事のご依頼をいただきました。
屋根上に何やら大きなアンテナが設置されています。
懐かしい「5素子FMアンテナ」のようです。
ラジオ放送は聴かないという事でしたので、このアンテナは撤去させていただくことにします。
アンテナ工事を行う前に、建物側のアンテナ配線状況を確認します。
屋外に分配器がいくつも並んでいます。
現在では建物内に設置する設備ですが、この時代は後からテレビ配線工事を行っていましたので、このように屋外に分配器などの設備があることは珍しいことではありません。
時代の経過とともに、利用するテレビの台数が増えてきたのでしょか、分配器がタコ足配線のように、継ぎ足し継ぎ足し状態になっています。
しかもこの分配器屋外部分に「屋内用分配器」が使用されています。
架け部屋での電波レベルのバランスが悪くなりますので、アンテナ工事とともにここも改修して行きたいと思います。
ブースターはもう死んでます。
50年以上前の機器ですので、これは修理などできません。
交換させていただきます。
新しいアンテナをサイドベース施工で設置しました。
見映えよりも、安定して地デジが受信できるアンテナ工事をご希望とのことでした。
アンテナというのは本来そうあるべきです。
新築住宅のお客様は、受信環境よりも見映えを重視する傾向になります。
本来アンテナはテレビ電波を受信させる機器ですので、優先すべきは見栄えではなく、安定して電波を受信させることです。
八木式アンテナしか選択肢がなかった時代は、電波受信の事だけを考えてアンテナ工事を行えばよかったのですが、いつの間にか見映え重視となり、電波受信の重要度が低くなってきてしまっています。
目的と手段が逆になってしまっているお客様が多いのですが、本日は久しぶりに、受信優先のアンテナ工事を行わせていただきます。
数少ない貴重な機会を与えていただきありがとうございます。
昔に戻って、思い切り楽しませていただきます。
もちろん、最高のアンテナ工事をご提供させていただきますので、よろしくお願いいたします。
比較的電波の弱い岐阜市では、昔から八木式アンテナ工事が主流です。
狙った方向の電波を効率よく受信させることができる八木式アンテナは、比較的電波の弱い岐阜市では最も適したアンテナ工事スタイルです。
電波受信を更に安定させるため、東名阪用のローチャンネル受信に特化したアンテナを採用しています。
これを採用することにより、更に安定した受信環境を整えることができます。
また降雪の多い西濃地域では、雪害対策も忘れてはいけません。
サイドベース施工は屋根上にタップリ雪が乗っても、アンテナには影響ができくくなります。
遠くまで見通しが効くこの場所にアンテナ設置させていただきました。
分配器を屋内用から屋外用に変更しました。
利用していない部屋のテレビケーブルは切断し、必要なお部屋のケーブルだけ生かすように配線変更しています。
ブースターも新しく設置しました。
これで今日から安心して、地上波デジタル放送をお楽しみいただけるでしょう。
古い建物であったため、当店のアンテナ工事以外に建物側の設備改修工事が必要となりましたが、アンテナ工事自体はLINE事前見積り通りの金額で完了となりました。
当店は地域密着アンテナ工事専門店で職人の店です。
岐阜県の地理的特性・電波的特性を熟知していますので、岐阜市で最も適したアンテナ工事を提案させていただくことができます。
アンテナ工事は職人仕事です。
美容院や美容師によって仕上がりが違うのと同じく、工事職人により仕上がりや受信性能が大きく異なります。
一般の方々が想定されておられる以上に、工事店間の技術格差は大きいです。
各店舗の工事金額だけ比べてもあまり意味がありません⤵😥
お店の実力は施工実績や、
お客様評価で判断できます。
アンテナは一度設置したら40年!
残念な工事で後悔しないようにしたいですね!