岐阜県岐阜市の新築住宅で、外から見えない地上波デジタル放送アンテナ工事を行いました。
岐阜市から中京広域局(瀬戸デジタルタワー)はとても遠いです。
全体的に電波の弱い地域となりますが、本日は柳津地区なので、岐阜市内の中では比較的テレビ塔に近い地域となります。
岐阜市で屋根裏アンテナ工事を実現させるのは簡単ではありませんが、なんとかやってみたいと思います。
テレビ塔方向には建物が多数建っています。
愛知県であればこの様な環境でも問題なく屋根裏アンテナ工事を行うことができますが、岐阜市となると話は別です。
かなり気合が必要ですが、頑張りたいと思います。
指向性の強い14素子のオールバンド八木式アンテナを使い、狙った方向の電波を効率よく受信させます。
建物構造材から反射してくるノイズ量が少ない場所を選んでアンテナ設置します。
住宅内の家電製品から発生するノイズもチェックして、影響が少ない場所を選別します。
受信エリア外のテレビ愛知局も含めて、全チャンネル良好に受信させることができました。
建物内にアンテナを設置することにより、
- 台風などの強風でも、アンテナが倒れたり方向がズレない。
- 紫外線や風雨の影響がないため、アンテナが長持ちする。
- 鳥が止まることがないので、アンテナ周りが汚れない。
- 外からアンテナが見えないので、建物の外観が気にならない。
- 標準工事は追加料金無料で施工しています。
たくさんのメリットがあるので、当店一番人気のアンテナ工事となっています。
本日の課題はもうひとつ。
まさか屋根裏にアンテナを設置するという事など、ハウスメーカー様は想定していないので、屋根裏にアンテナ配線が通っていません。
アンテナは無事取付けることはできましたが、受信した電波を建物に供給しなければ意味がありません。
屋根裏にアンテナ線が通っていないのであれば、通すしかありませんので、その工事を行います。
手法はいくつかあります。
本日は屋外に出ているアンテナ線をCD管を通じて建物内に還流する方法で施工します。
建物から出ているグレーのアンテナ線を、屋外の部分で繋いで、オレンジ色のCD管に差し込んで行きます。
本来は光回線を通すために設けられた住宅設備ですが、ここにアンテナ線を差し込んで行きます。
カバーを戻します。
アンテナ線も見えず、何事もなかったかのようにスッキリと仕上がりました。
屋根裏をとっているCD管を途中で開口します。
アンテナ線を取り出せば、アンテナ線が通っていなかった屋根裏に、新たにアンテナ線を通すことができました。
このあとCD管には光回線を通しますので、テーピングを施し、元通りに戻します。
電波の弱い岐阜市で、屋根裏アンテナ工事を行うことができました。
当店は地域密着アンテナ工事専門店で職人の店です。
岐阜県の地理的特性・電波的特性を熟知していますので、岐阜市で最も適したアンテナ工事を提案させていただくことができます。
アンテナ工事は職人仕事です。
美容院や美容師によって仕上がりが違うのと同じく、工事職人により仕上がりや受信性能が大きく異なります。
一般の方々が想定されておられる以上に、工事店間の技術格差は大きいです。
各店舗の工事金額だけ比べてもあまり意味がありません⤵😥
お店の実力は施工実績や、
お客様評価で判断できます。
アンテナは一度設置したら40年!
残念な工事で後悔しないようにしたいですね!