愛知県一宮市の既存住宅で、光テレビからアンテナへの切り替え工事を行いました。
こちらの築10年の2階建て住宅にアンテナ工事をさせていただきます。
既存住宅という事ですので、まずは建物のアンテナ設備状況を確認させていただきます。
分配器が1世代前の規格品です。
2018年から始まった4K8K放送には正式対応していませんが、今回は地デジアンテナ工事のみとなりますので、この分配器でも問題はありませんから、特に何も修繕も必要ありません。
北西角付近に入線ボックスがあります。
右側にあるのが光回線のモデムです。
左側にあるのが昔使っておられたと思われるケーブルテレビの安定器です。
この数年で、CATV⇒光回線と設備変更されたのでしょうか、いろんな回線設備の痕跡が残っています。
通常は回線契約を解除しても、電柱にある幹線側で切断されますので、建物側の設備は撤去されません。
このように建物に残置されたままになります。
ちょっと配線がごちゃごちゃしていますが、住宅に負荷がかかる訳でもありませんので、そのままにされることが多いようです。
希望すれば有料で建物側の設備撤去もされると思いますので、見た目を気にされるのであれば、それぞれの回線業者様へ相談していただくことになります。
前述したようにこの住宅はアンテナ線の入線口が北西角にあります。
一宮市から見てテレビ塔は南東方向です。
つまり、テレビ塔とは真逆の位置にアンテナ配線が出ている状態という事です。
配線を延長させて無理やり壁面に取り付ける方法もありますが、入線口から上方へアンテナ線を伸ばしてサイドベースでアンテナ設置をさせていただくことにしました。
アンテナを高く設置することにより、安定して地上波デジタル放送を受信できるようになります。
ちょうどテレビ塔方向に工場もありますので、その方が安心だと思います。
高くといっても、それほど高く設置する必要はありません。
屋根の上にアンテナの顔を出す程度まで高くすれば十分のようです。
こちらの住宅で注意が必要なのは隣地への越境です。
お隣りまでの距離が短いtため八木式アンテナですと、お隣りの土地にアンテナがはみ出す可能性があります。
そこで今回採用したのは、小型デザインアンテナです。
とてもコンパクトなアンテナですので、お隣りまで越境する心配はありません。
基本的に電波事情は悪くない環境ですので、この様な小型アンテナでも問題なく地上波デジタル放送受信は可能です。
アンテナが小さいと台風などの強風の影響を受けにくくなります。
小さいので目立つこともなく、建物の視認性を心配する必要もありません。
当店は地域密着アンテナ工事専門店で職人の店です。
愛知県の地理的特性・電波的特性を熟知していますので、一宮市で最も適したアンテナ工事を提案させていただくことができます。
アンテナ工事は職人仕事です。
美容院や美容師によって仕上がりが違うのと同じく、工事職人により仕上がりや受信性能が大きく異なります。
一般の方々が想定されておられる以上に、工事店間の技術格差は大きいです。
各店舗の工事金額だけ比べてもあまり意味がありません⤵😥
お店の実力は施工実績や、
お客様評価で判断できます。
アンテナは一度設置したら40年!
残念な工事で後悔しないようにしたいですね!