愛知県あま市の事務所兼住居の新築で、地上波デジタル放送屋根裏アンテナ工事を行いました。
事務所も併用している建物でのテレビアンテナ工事です。
情報ボックス内のアンテナ配線がこちらです。
テレビ端子は全部で16カ所あります。
共聴システムで施工する規模の建物ですが、工事費用を安価にするために家庭用のシステムで施工してみたいと思います。
分配器が直列配線になっていますので、各部屋の受信レベルにバラツキが生じやすい結線方法のようですので、その辺りを注意しながら施工して行きたいと思います。
周辺環境に恵まれた立地のため、地上波の電波は問題ありません。
木造軸組み工法の建物ですので、一般の住宅と同じです。
寄棟屋根構造のため、若干屋根裏が狭いですが、地デジの電波は問題なく受信できます。
建物内にアンテナを設置することにより、
- 台風などの強風でも、アンテナが倒れたり方向がズレない。
- 紫外線や風雨の影響がないため、アンテナが長持ちする。
- 鳥が止まることがないので、アンテナ周りが汚れない。
- 外からアンテナが見えないので、建物の外観が気にならない。
- 標準工事は追加料金無料で施工しています。
たくさんのメリットがあるので、当店一番人気のアンテナ工事となっています。
ブースターの出力調節をMaxにします。
各部屋で受信レベルを測定しますと、最大と最小のレベル差が10~12㏈でした。
とりあえず、全室全チャンネル受信可能な値を得ることができましたが、本来はこんなにレベル差があると良くありません。
分配器の配線をやり直したり共聴用の機器を使用したりして、バラツキを少なくするのですが、そこまでの品質は求めないという事でしたので、この程度の品質の工事で完了としました。
ブースターが古くなると劣化により出力の安定度が低くなりますし、建物側の設備も劣化によって変動します。
この状態で少しでも長くお使いいただけることを祈りながら、現場を後にしました。
この度はスターアンテナにご依頼いただき、誠にありがとうございました。