愛知県丹羽郡扶桑町の新築住宅で、4K8K対応最新型BSと地上波デジタル放送アンテナ工事を行いました。
今日はちょっと珍しいアンテナ工事の紹介です。
地上波デジタル放送は、NHKと広域民放局が中心ですが、ご希望によってはローカル局も受信することができます。
ここ愛知県の扶桑町で岐阜県の圏域放送の「ぎふチャン」を受信させるためには、テレビ塔の方向が違うため、中京広域局用アンテナと岐阜放送用アンテナの2本を取り付けることにより受信させることができます。
今回は屋根裏でそのアンテナ工事を行いました。
こちらが岐阜放送用のアンテナです。
岐阜金華山方向、上加納山にあるテレビ塔(北西方向)に向けて、専用アンテナを取り付けます。
こちらが中京広域局用のメインアンテナです。
岐阜放送用アンテナから来た電波と、このアンテナで受信した電波を混合器という機器で電波をミックスさせます。
テレビ塔方向は隣家はあるものの、見通しは効いてますので電波状況に問題はありません。
これで屋根裏内の工事は一旦終わらせ、次にBSアンテナ工事に取り掛かります。
外壁部分に、4K8K対応最新型BSを取り付けます。
今日の新築住宅は建物側も4K8K仕様になっていますので、アンテナを設置しただけで4K8K放送までご覧いただけるようになります。
さて、ここからが本番です。
アンテナを取り付けただけではテレビは映りません。
建物内のアンテナ線に接続する工事が必要となります。
一般の方々はアンテナ本体に目が向かいがちですが、こちらのアンテナ配線工事の方が本当は大変な作業で、アンテナ工事店・アンテナ工事職人の技術差が出る作業となります。
大半の住宅がそうであるように、こちらの住宅もBSアンテナを取り付けるためのアンテナ線なるものは、ハウスメーカー様側で予め施工はされていません。
そうであるならば、この位置まで新しくアンテナ線を引き込まないといけません。
いろいろな方法がありますが、今回は屋根裏に地デジアンテナを設置したという事もあり、屋根裏を通して施工する方法で行いました。
BSアンテナで拾った電波を、写真赤丸位置から屋根裏に通して行きます。
ベランダの軒天ですので雨水が侵入することはありませんが、化粧カバーで見映えよく仕上げて行きます。
外壁の入線ボックスです。
実はこの住宅は屋根裏内にもアンテナ線は通っていないため、屋外に出ているアンテナ線を延長して
外壁部分から屋根裏にアンテナ線を引き込んで行きます。
そして、屋根裏内で地上波デジタル放送と4K8K放送の電波を更に混合させて建物内に送り込んで行きます。
アンテナ取り付けよりも、こちらの作業方が時間も労力もかかりますし、職人にょって仕上がり具合も大きく変わります。
一般の方が想定されておられる以上に、工事店・施工職人の技術差があります。
工事店選びはとても重要です。各店舗の工事金額だけ比べてもあまり意味がありません。
当店は愛知県の地域密着アンテナ工事専門店です。この地域の地理的特性・電波事情を熟知しておりますので、この地域で最も適したアンテナ工事をご提案させていただいています。
専門店ならではの特殊な手法も使用し、こんなことやあんなことができるの?と驚きの声を多数いただいております。
この度はスターアンテナに、ご依頼いただき誠にありがとうございました。