岐阜県各務原市の一戸建て新築住宅で、突き出し金具を使用してテレビアンテナ工事を行いました。
サイドベース工事とも言います。屋根上にアンテナが出ていますが、基本的には壁面に設置するアンテナ工事と同様の手順でアンテナ工事を行います。
強度や耐風度も同じで、台風などの強風が吹いても倒壊することがない、災害に強いアンテナ工事となります。
今回ののようなアンテナ工事を行った理由は二つです。
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1アンテナ線の位置
予め建物にはアンテナを接続するためのアンテナ線が、ハウスメーカー様側で設置されています。
この線が出ている場所を「アンテナ引き込み口」と言います。
通常は、この場所付近にアンテナを設置するのですが、アンテナ設置したい場所と、引き込み口が離れている場合は、少し悩むことになります。
今回の場合、建物から見てテレビ塔は南東方向ですが、引き込み口の位置は北西側でした。
アンテナを設置したい場所の、真逆の位置に引き込み口が設けられていました。
この理由については、別項で説明しておりますので、参照ください。
アンテナ線を延々と延長する方法もありますが、追加工事が発生しますので、今回は引き込み口近くの設置としました。
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2テレビ愛知が観たい
サイドベースでアンテナの高さを上げることにより、視界が良くなります。
各務原市では基本的にテレビ愛知は受信できません。
受信エリアについては、こちらで確認できます。
受信不可エリアではありますが、アンテナを高く設置することにより、受信できる場合も少なくありません。
アナログ時代は八木アンテナを屋根上に設置する工事が一般的であったため、受信不可エリアである各務原市でも、多くの住宅でテレビ愛知が受信できました。
今日でも、アンテナを高く設置すれば、テレビ愛知が受信できる可能性は高まります。
受信環境が整えば、大きなアンテナは必要ありません。
今回使用したアンテナは強電界地域で使うアンテナですが、設置場所を厳選すれば、各務原市のような弱電界地域でも、こんな小型のアンテナで施工が可能です。
アンテナが小型になると、風の影響も軽減され、自然災害にも強いアンテナ工事となります。
建物内部の分配器にアンテナ線を接続します。
全室のテレビ端子で、受信状況をチェックしてすべての工事が終了しました。
この度はスターアンテナに、ご依頼いただき誠にありがとうございました。