名古屋市中川区で、購入された既存住宅へのアンテナ工事を行いました。
割と新しそうに見えますが築32年の住宅だそうです。
この建物にアンテナを設置します。
以前お住まいの方はケーブルテレビを利用されていたようです。
未使用の保安器が残されていました。
中川区は名古屋市内でも電波事情があまり良くない地域ですが、ここ牛立町付近は金山駅に近いにもかかわらず、それほど電波事情は悪くはありません。
とはいえ、他の中川区内と比較してという意味ですので、愛知県の他の地域と比べたらかなり低空飛行の受信レベルでありますので、注意は必要です。
屋根裏アンテナ工事も施工できる可能性がある受信レベルでしたので、屋根裏で電波調査を行います。
こちらの住宅は、2階ホールに天井裏収納庫が設けられています。
ここから屋根裏にアプローチすることができますので、さっそく調査を開始します。
梯子を下ろして、小屋裏収納庫へ入って行きます。
屋根裏へはこのベニヤ板を外して入って行くことになります。
こんな感じで、やっと屋根裏に入ることができます。
屋根裏内の各所で、電波調査を行います。
場所さえ厳選すれば、施工できそうな受信レベルが確認できましたので、屋根裏アンテナ工事を実施して行くことにします。
小屋束という柱に、ベースとなる金具を取り付け、小型八木式アンテナで施工させていただきました。
意外に思われるかもしれませんが、屋根裏では大きなアンテナよりも、小さなアンテナの方が受信感度が向上する場合が多いです。
屋根裏内は、建物構造材の影響で電波が複雑に交差しています。
狙った方向以外の電波はノイズとなり、受信感度低下の要因となります。
大きなアンテナはノイズを拾い易く、結果として受信感度が低下してしまいます。
一方で、アンテナが小型であれば、アンテナの取り回しの自由度が高まるため、ノイズ量の少ないポイントや影響が出にくいポイントにアンテナを設置することが容易になります。
一般の方々は、アンテナのスペックだけを見て、受信感度を比較検討される方が多いようですが、実際のアンテナ工事は複雑にいくつも要因が絡み合っていますので、どのアンテナが適しているかは現地の状況次第となります。
建物内にアンテナを設置することにより、下記のようなたくさんのメリットがあるので、当店一番人気のアンテナ工事となっています。
- 台風などの強風でも、アンテナが倒れたり方向がズレない。
- 紫外線や風雨の影響がないため、アンテナが長持ちする。
- 鳥が止まることがないので、アンテナ周りが汚れない。
- 外からアンテナが見えないので、建物の外観が気にならない。
- 屋根裏アンテナおまかせ工事は屋外工事より4,000円値引き。
一般的な仕様の住宅でしたので、LINE事前見積りどおりの金額で施工させていただくことができました。
当店は地域密着アンテナ工事専門店で職人の店です。
愛知県の地理的特性・電波的特性を熟知していますので、名古屋市で最も適したアンテナ工事を提案させていただくことができます。
アンテナ工事は職人仕事です。
美容院や美容師によって仕上がりが違うのと同じく、工事職人により仕上がりや受信性能が大きく異なります。
一般の方々が想定されておられる以上に、工事店間の技術格差は大きいです。
各店舗の工事金額だけ比べてもあまり意味がありません⤵😥
お店の実力は施工実績や、お客様評価で判断できます。
アンテナは一度設置したら40年!
残念な工事で後悔しないようにしたいですね!