愛知県春日井市の一戸建て新築住宅に伺いました。
こちらの住宅にアンテナを取り付けて行きます。
今日の住宅は、光テレビやケーブルテレビを引き込むことを前提にアンテナ引き込み口が設けられています。
従いまして、アンテナを設置しようとすると、テレビ塔とは真逆の位置にアンテナ線が出ている場合も珍しくなく、アンテナ取り付け以外に配線工事を行う現場も少なからずあります。
今回も、テレビ塔とは反対側にアンテナ線が出してありましたので、配線工事を行いました。
春日井市はテレビ塔からも近く、電波的には問題は無い地域です。
壁面に、小型デザインアンテナと4K8K対応最新型BSアンテナを施工させていただきました。
ここまでは、簡単な工事であっという間に完成です。
さて、ここからが本番です。
方法は何通りかありますが、今回はユニットバスの分配器に繋がっている入力線を途中で切断し、屋根裏内からバルコニーの軒天上から新たにアンテナ線を引き込む方法で作業しました。
こんな感じで、途中で切断してアンテナ線を繋ぎ変えます。
そのまま屋根裏内で延長させ、軒天からアンテナ線を取り出します。
化粧キャップを取り付けて見栄えを整えます。
ここまでアンテナ線を延長させれば、アンテナはすぐ近くですので、後は繋ぐだけです。
多くの方はアンテナだけに注目しがちですが、このアンテナ配線工事の出来映えが、アンテナ工事職人の腕の見せ所となります。
全体の作業を10としたら、アンテナ本体を取り付ける作業は1です。アンテナ配線工事作業が9というような塩梅ですね。
でも、一般的には理解されにくいため、工事費用としては、逆になっていることが多いのが実情です。
まあ、こちらとしてはトータルで10になればよいので、採算は合うのですが、本当の内訳はアンテナ配線工事の方が時間も労力もかかっているという事です。
ご参考まで
この度はスターアンテナに、ご依頼いただき誠にありがとうございました。