愛知県一宮市の既存住宅で、4K8K放送対応BSアンテナ工事を行いました。
2018年から新しく始まった4K8K放送は、従来テレビ放送では使用されていなかった周波数なども使い電波を電送しています。
今日の新築住宅はこの4K8K放送に対応したアンテナ設備が建物側に施されていますので、最新型4K8K放送対応BSアンテナを取り付けるだけで、4K8K放送が問題なく視聴できるようになっています。
一方で、2018年以前に建てられた建物は、建物内部のアンテナ設備が4K8K放送に対応した仕様になっていないため、アンテナを設置しただけでは、4K8K放送が受信できない場合があります。
その場合は、アンテナ工事の他に、建物側のアンテナ設備の改修工事が必要になる場合があります。
特に高築年の建物なるほど、古い規格のアンテナ設備が使用されていますので、交換の必要性が高くなる傾向となります。
特に1989年以前の建物は、交換品目も多くなり交換したとしても、十分な改善が見込めない可能性があるため、建物側の改修という方法ではなく、新しくアンテナ線を引き込む方法での工事を推奨しています。
という事で、本日の住宅はアンテナから直接テレビへ配線を行う方法で、アンテナ工事をさせていただきました。
BSアンテナは午後2時の太陽光線が差し込み位置であれば、何処にでも設置可能です。
高さなど関係ありませんので、この様に1階のサンルーフの柱に専用金具で取り付けさせていただきました。
ほんの少し角度が変化するだけで映らなくなってしまいますので、取り付ける土台はしっかりとした場所に取り付けることが重要となります。
アンテナから目的の部屋までアンテナ線を延長して行きます。
なるべく目立たないように、建物の影の位置、死角になる位置、普段の生活に支障がない位置を中心に配線を引いてゆきます。
部屋内への入線方法は幾つかありますが、今回は窓のサッシの隙間からアンテナ線を入れます。
すき間ケーブルという専用の部材を使用して施工します。
サッシの形状に合わせて折り曲げたりすることができるケーブルです。
これを使うことにより、窓サッシもしっかり締まりますし、施錠も出来ます。
もちろん、隙間から雨水やすき間風なども入ってきません。
念には念を入れて、アルミテープで覆いをかけます。
これには二つ意味があり、
- 窓の開閉で配線が動く、接触不良などのトラブルを防ぐ。
- 紫外線からケーブルを保護するため、長く使える。
末永く安心してご利用いただけるように施工させていただいています。
これで、減衰など心配せず、高築年数の建物でも、最新の4K8K放送をストレスなく視聴していただくことができます。
アンテナ工事は職人仕事です。
美容院や美容師によって仕上がりが違うのと同じく、工事職人により仕上がりや受信性能が大きく異なります。
一般の方々が想定されておられる以上に、工事店による技術差が大きい工事サービスです。
各店舗の工事金額だけ比べてもあまり意味がありません(>_<)
お店の実力は施工実績や施工事例を参考にしたり、
お客様評価で判断できます。
下手な美容師にカットされても、一カ月もすれば元に戻ります。
不味いラーメン食べても、明日美味しいもの食べれば大丈夫です。
アンテナは一度設置したら40年!
残念な工事で後悔しないよう注意しましょうね(^^♪
この度はスターアンテナにご依頼いただき、誠にありがとうございました。