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愛知県一宮市の一戸建て既存住宅で、光テレビからアンテナ設置への移行工事を行いました。
今回は、壁面では電波が不安定な状況でしたので、屋根上に八木アンテナ工事を行いました。
不安定な原因は、一宮市でも北西部で電波自体が弱い地域であること。商業施設が近くにあり、反射波があり、電波品質が低いこと。住宅が多くあり、より一層電波品質が複雑になっていること。
壁面にこだわって、不安定な状態で施工するよりも、屋根上にアンテナを設置すれば、安定した電波を受信できます。
この住宅の場合、屋根上と壁面の電界強度差は4倍。電波品質も2倍の違いがありました。
このような場合は、屋根上にアンテナ設置をお勧めします。
屋根上にアンテナを設置すると、台風で倒壊してしまうのが怖いという方が多いです。
確かに壁面と比べ風当たりが強いので、倒壊リスクは増大します。
でも危険性は高くなりますが、しっかりした施工を行えば、強い風でも倒壊リスクは低減させることは可能です。
昨年は東海地方に10年ぶりとなる巨大台風が襲来しました。
その結果多数の住宅でアンテナが倒壊してしまいました。当店にも多数修理依頼が殺到しました。
しかし、依頼はすべて他店で施工されたアンテナばかりで、当店で施工させていただいたアンテナは、一軒も倒壊することはありませんでした。
アンテナ工事は職人仕事です。経験の浅い職人や、腕がイマイチの職人もいます。工事依頼の際は、金額だけ比較するのではなく、施工品質についても、比較検討されることをお勧めします。
今日の工事は、BSアンテナも同一マストに設置工事です。
地上波だけの工事と比較して、アンテナマストにかかる負荷は増大します。
今回の倒壊対策として、屋根馬を通常よりも大きいサイズのものを使用して施工しています。
通常4本支線を、倍の8本支線で施工しています。
その他にも、スターアンテナ 独自の対策を施して施工しており、これが先の台風で他店のアンテナがバタバタ倒れても、スターアンテナ のアンテナが一軒も倒壊しなかった理由となります。
また、今回はちょっと違う方向へアンテナを向けて施工しました。
正方向でもそれなりの電波受信はできましたが、右手に見えるマンションからの反射波が強く、チャンネルによっては大きく影響があるようでした。
そんなに強い反射波なら、逆にそれを利用して施工した方が、結果的に安定受信できる場合も多いです。
反射波を利用する施工は、ビルの多い名古屋市内でよく行う手法です。
あえて反射波が強いポイントと角度の位置を選定し施工しました。
目論見通り、結果的にこの方が、直接波よりも強く安定した電波が受信できました。
事情を知らない方が見れば、ご近所の住宅と真逆の方向にアンテナが向いておりますので、なんとお粗末なアンテナ工事だなんて思う方もおられるかもしれませんね😀
この度はスターアンテナ にご依頼いただき、誠にありがとうございました。