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名古屋市緑区の一戸建て新築住宅に、地上波テレビアンテナ工事を行いました。
こちらの住宅は、突き出し金具を利用した、サイドベース地上波デザインアンテナ工事となります。
電波塔方向に、小さな林がありますか、これくらい距離が離れていれば、こちらの影響は殆どありません。
問題は隣家です。隣家までの距離は約1m。これは大きく影響します。10m以上離れていれば、影響も少ないですが、この近さですと影響を考えていかなければなりません。
電波状況を念入りにチェックしたところ、壁面施工ですとやはり隣家の影響が大きく、テレビ愛知が受賞できないようです。全チャンネル安定した受信レベルを確保するには、アンテナの設置位置を高くする必要があるようです。
調整結果を踏まえ、今回はサイドベースにて施工させていただくことになりました。とはいえ、無駄に高くアンテナを設置する必要はありませんので、必要最低限の高さで設置して行きたいと思います。高さを抑えることで、台風などの風の影響を軽減することができます。
屋根上からの景色です。この位置なら遠くまで見通せますので、受信レベルは一気に良好となります。
先ずはサイドベース金具を取り付けて行きます。隣地境界線まで40cmですので、隣地に越境しないよう金具を設置します。雨が降って水が浸入しないよう、防水処理を施して施工して行きます。
アンテナを仮設置します。隣地境界線からはみ出さないか確認しています。今回使用したのは、中型サイズのデザインアンテナです。スターアンテナでは多数のアンテナを取り扱っております。各種アンテナの実物をご覧いただき、現地で建物に合わせてお客様が自由に選んでいただける体制で対応させていただいております。実物を現地で建物に合わせてチェックできるため、施工後のイメージが分かりやすいと好評をいただいております。
大まかな位置決めが終わったら、配線工事と方向や高さの微調整を行います。今回は屋根上から50cmの高さで施工しました。アンテナは高く上げた方が受信レベルは向上しますが、無駄に高くする必要はありません。こちらの住宅はこれくらいで十分のようです。
最後に、全体的なバランスを整えて屋外作業は終了です。金具は破風にガッチリ止めてありますので、私がぶら下がっても大丈夫な程の強度があります。
屋内の配線工事に取り掛かります。こちらの住宅はユニットバス上の点検口内に分配器がありました。
屋外に設置したアンテナから、ここまでアンテナ配線が来ています。ブースター電源を取り付けて接続して行きます。
室内のテレビ端子で、業務用の測定器を用いて、受信レベルの最終チェックを行います。全室で問題なく電波が来ていることを確認します。最後に小型テレビを接続して、実際の映りをお客様にも確認していただき、工事完了となりました。
それではアンテナの設置状況を確認して行きましょう。隣家との間の駐車場から見上げてみます。
隣家との距離はあまりないので、狭い隙間から覗き込んで撮影しました。逆に言えば、覗き込まないとアンテナが見えないので、目立たないアンテナ工事となりました。
玄関前の駐車場から撮影しました。この位置からはアンテナは全く見えませんね。災害に強く、目立たないアンテナ工事の完成です。
この度はスターアンテナにご依頼をいただきありがとうございました。