緑区で小型のデザインアンテナ工事を行いました。名古屋市東部の名東区、天白区、緑区は起伏に富んだ地形が多く、場所によりものすごく電波が良い所と、瀬戸のデジタルタワーから近いのになんでこんなに電波悪いのという、天地の差が激しい地区です。
いつも伺う前には、どうか良い電波が来ていますようにと祈りながらお伺いしています。今回は、めでたく祈りが通じました。建物の横は水路があり、電波塔方向には障害物がほとんどなく、高台に位置して遠くまで見渡せる場所でした。電波的には最高の環境です。早速測定器で測ってみると。予想通り最高値を示しています。特別大きなアンテナは必要ではない旨お伝えし、小型のデザインアンテナを取付することになりました。
ただ残念なのは建物のアンテナの取り出し口がアンテナの取付位置とは全く反対側に出してありましたので、配線を引っ張らないといけない状況でした。配線をそのまま外壁伝いに引っ張ると思っている方が多いですが、そのように施工すると配線が目立ってしまいます。スターアンテナは面倒でも一旦屋根に上げて、屋根を跨いでまた下ろします。そうすれば下からみるとほとんど配線も気にならずキレイに仕上ります。屋根の上は太陽の紫外線が強いので、アンテナ配線も耐候性の高い資材を使用します。
安さを売りにして工事屋さんはこういうところでコストを下げていますのでご注意してください。工事直後はわかりませんが、5から10年後に電波状況が低下してくる場合があります。紫外線に弱い安物の部材は配線がポロポロになって中の銅線が剥き出しになってしまいます。スターアンテナは長くフリーメンテナンスで使用していただきたいので、妥協した施工や部材は使用しません。おしゃれでキレイだけでなく、耐久性も考え工事を行っています。
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